フリーランスの在宅作業を快適にするガジェット5選【実際に使っているもの】

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在宅フリーランスのガジェット5選

PC周辺機器を眺めるのが好きで、気になるものがあればちょこちょこ試しています。

会社員のころは、デスクもチェアもPCも会社が用意してくれるものでした。フリーランスになると、仕事環境は全部自分で揃えることになります。何を買うか、いくらかけるか、判断も出費も全部自分です。

この記事では、在宅フリーランスとして毎日のデスクで実際に使っているガジェットを5つ紹介します。カタログから選んだおすすめではなく、自分のお金で買って、いま目の前で動いているものだけです。

フリーランス転身前の準備全体は、こちらにまとめています。
フリーランス転身前にやっておくべき準備リスト

目次

選び方の軸は「自前PCと貸与PCの2台持ち」

フリーランスの在宅デスクには、PCが2台並ぶことがよくあります。自前のPCと、案件でクライアントから貸与されるPCです。

私のデスクもそうなっていて、周辺機器を選ぶときの条件は自然と「どちらのPCでも使い回せるか」になりました。モニターは入力が2系統あるか。キーボードとマウスは切り替えがボタン1つで済むか。この軸で選んでおくと、案件が変わって貸与PCが入れ替わっても、デスクの機材はそのまま使い続けられます。

もう1つ、買い物の順番の話をしておきます。PC本体を買い足す前に、参画予定の案件でPCが貸与されるかをエージェントやクライアントに確認しておくと、無駄な出費を防げます。私は転身時に「外でも作業できるように」とノートPCを買いましたが、案件で貸与があったため、業務ではしばらく出番がありませんでした。周辺機器は使い回しが利きますが、PC本体はそうはいきません。

在宅デスクで実際に使っているガジェット5選

① モニター:縦回転と入力2系統で選んだDell

いま使っているのはDellの23.8インチモニター(S2421HS)で、PC+モニター2枚の構成で作業しています。

選んだ条件は2つでした。1つは、入力が2系統あって自前PCと貸与PCのどちらからでもつなげること。もう1つは、画面を縦に回転できることです。ソースコードやスプレッドシートの縦に長い表を扱うとき、縦画面は一度に見える行数がまるで違います。

Webマーケやディレクションの仕事は、ブラウザのタブ・ドキュメント・ツールを同時にいくつも開きます。モニターを1枚足すだけで、この「同時に見える量」が一気に広がるので、デスク投資の最初の1台として最優先に置いていい買い物です。

私が使っているS2421HSは販売終了していて、現行は後継のS2425HSMです。縦横回転・高さ調整に対応している点は変わりません。

② キーボード+マウス:Logicoolで揃えて切り替え1発

キーボードはLogicoolのMX KEYS(KX800)、マウスは同じくMX MASTER 3Sを使っています。マウスは数々試した結果、MX MASTERシリーズにたどり着き、MX MASTER 3から3Sへ買い替えて使い続けています。

Logicoolで揃えている理由は打鍵感だけではなく、複数のPCをボタン1つで切り替えられるからです(Easy-Switch)。自前PCと貸与PCを行き来する働き方だと、キーボードとマウスを2セット置くのは現実的ではありません。1セットを共有して切り替えるほうが、デスクも頭もすっきりします。

キーボードはテンキー付きを選びました。数字入力の多い作業ではテンキーが欲しい派です。不要な人にはテンキーレスのMX KEYS miniもあります。なお、私が使っているKX800は旧型になっていて、現行はMX KEYS Sです。

マウスには、約6年ぶりのフルモデルチェンジとなる後継のMX MASTER 4も登場しています。3Sは併売されていて価格が抑えめなので、予算に応じて選べます。

③ Webカメラ:割り切って選んだBrio 100

デスクトップPCにはカメラがなく、ノートPCはデスクの配置上、自分の体の真横にあります。オンライン会議のたびに横を向くわけにはいかないので、外付けのWebカメラを使っています。

選んだのはLogicoolのBrio 100です。「最低限きちんと映ればいい」という割り切りで、大げさなものは選びませんでした。フルHDで自動光補正があれば、会議の画質として不足はありません。数千円の買い物で「顔が暗い」「画角が変」という問題が消えるなら、悩む時間のほうがもったいないです。

④ USBハブ:貸与ノートPCの「ポート足りない問題」を1本で解決

貸与されるノートPCは、ポートが少ないことがよくあります。モニター・LAN・電源をつなごうとした時点で足りません。

そこでAnkerの7-in-1ハブ(PowerExpand+)を使っています。USB-C1本をノートPCに挿せば、HDMI・有線LAN・USB-A・SDカード・給電までまとめて面倒を見てくれます。案件が変わって貸与PCが入れ替わっても、ハブごと挿し替えるだけで自分のデスク環境に接続できるのが、2台持ち前提の働き方と相性抜群です。

私が使っているPowerExpand+ 7-in-1は販売終了していますが、現行で選ぶなら2択です。有線LANまで1本でまとめたいなら、同じシリーズの「Anker PowerExpand 8-in-1」。私のものとほぼ同じポート構成で、HDMIが4K/60Hz対応に強化されています。自宅がWi-Fi運用でLANが不要なら、より新しい「Anker Nano」の7-in-1という選び方もできます(こちらは小型軽量ですが、有線LANポートはありません)。

⑤ シュレッダー:書類の捨て方も自分の仕事になる

フリーランスになって気づいた地味な変化が、書類の処分です。会社なら回収ボックスに入れて終わりですが、自宅では契約書の控えや請求書など、個人情報や取引情報の載った紙を自分で安全に捨てる必要があります。

少量なら手で破りますが、量がまとまったらシュレッダーです。使っているのはアスミックスの卓上マイクロカット(B09W)。デスク脇に置けるコンパクトさと見た目で選びました。細かく裁断するマイクロカット方式なので、事業書類の処分にも安心感があります。仕事とプライベートの両方で地味に活躍しています。

番外編①:自宅の外で作業する日の持ち出しセット

在宅が基本ですが、自宅の外で作業する日もあります。私の場合は主に参画先へ出社するときで、そのためにノートPCと一緒に持っていくセットを組みました。

1つはASUSのポータブルモニターZenScreen(MB169CK-J・15.6インチ)です。USB-Cケーブル1本で映像も給電もまかなえるので、荷物が増えません。キックスタンドが360°回転するので、外でも縦画面が使えます。在宅のDellと同じく「縦で見たい」派には嬉しいポイントです。

もう1つはOmikamoの折りたたみBluetoothキーボード。折りたたみ式なのにテンキー付き・日本語配列・フルサイズという構成です。在宅でテンキー付きに慣れた手は、外でもテンキーを探します。マルチペアリング対応なので、接続先の切り替えも苦になりません。

ノートPC+この2つで、外出先でもデュアルディスプレイ+慣れたキー配列の環境が再現できます。

番外編②:腰痛持ちの命綱2つ

私はものすごい腰痛持ちです。在宅フリーランスは通勤がないぶん、座っている時間が会社員時代より長くなりがちで、腰へのダメージは仕事の継続に直結します。ここがいちばんきつい。

命綱にしているのは2つ。腰痛ベルト(ガードナーベルト)と、椅子に敷くゲルクッションです。ベルトは骨盤まわりを締めて座り姿勢を支えてくれ、クッションはお尻から腰への負担を逃がしてくれます。どちらも「治す」ものではなく「仕事を続けられる状態を保つ」ためのものですが、長時間座る日はこの2つがあるかないかで夕方の状態が変わります。

体はいちばん替えの利かない仕事道具です。腰に不安のある同業の方は、ガジェットより先にこちらを整えるのも十分ありだと思います。

予算別の揃え方

全部を一度に揃える必要はありません。効果の大きい順に段階を分けると、こうなります。

まず1つだけ買うなら:モニター(2〜3万円)

作業効率への効きが最も大きく、最初の投資はこれ一択です。入力2系統・縦横回転対応を条件にすると、後から後悔しません。

次の段階:キーボード+マウス(あわせて3〜4万円)

毎日何時間も触る道具なので、単価あたりの使用時間で考えると高くありません。複数PC切り替え対応のものを選ぶと、案件が変わっても買い直しが発生しません。

フル装備:カメラ・ハブ・シュレッダーを足す(合計7〜8万円前後)

会議の印象、貸与PCへの接続、書類処分までカバーできます。ここまで揃えば、在宅の仕事環境として不足を感じる場面はほぼなくなります。

価格はいずれも目安です。実売価格は変動するので、リンク先で確認してください。

デスク環境は経費にできる?金額の線引きを整理

仕事で使う周辺機器は経費にできます。ただし金額によって処理が変わるので、線引きを整理しておきます。

10万円未満

消耗品費として、買った年に全額経費にできます。この記事で紹介した周辺機器は全部ここに収まります。

10万円以上20万円未満

一括償却資産(3年に分けて経費化する扱い)を選べます。

青色申告なら「少額減価償却資産の特例」

一定額未満のものを買った年に全額経費にできる制度です。上限は取得時期で変わり、2026年3月31日までに買ったものは30万円未満、2026年4月1日以後に買ったものは40万円未満が対象です(年間合計300万円まで)。

2026年4月から上限が30万円から40万円に引き上げられたのは、物価高でPCやモニターの価格が上がった実態に合わせた改正です。高めの機材をまとめて導入したい人には追い風です。

なお、税額に関わる最終判断は、税務署や税理士に確認してください。ここでは「仕事道具は経費にできる。金額で処理が変わる」という全体像だけ押さえておけば十分です。

開業届や青色申告そのものの手続きは、こちらで実体験を書いています。
フリーランスの開業届・青色申告申請書を自分でやってみた話

経費の記帳を楽にする会計ソフト選びはこちら。
フリーランス1年目が比較した会計ソフトの選び方

まとめ

在宅フリーランスのガジェット選びについて、要点をまとめます。

  • 周辺機器は「自前PCと貸与PCの2台で使い回せるか」を軸に選ぶと無駄がない
  • 最初の1台はモニター。入力2系統・縦横回転対応を条件に
  • キーボード・マウスは複数PC切り替え対応で揃えると、案件が変わっても買い直し不要
  • 書類の処分まで含めて「仕事環境」。シュレッダーは地味に効く
  • 体はいちばん替えの利かない仕事道具。腰のケアもデスク投資のうち
  • 周辺機器は経費にできる。10万円未満なら買った年に全額計上できる

ソフトウェア側の仕事環境は、こちらにまとめています。
フリーランスにおすすめのクラウドツール5選

よくある質問

最初に1つだけ買うなら何がいいですか?

モニターです。作業効率への効果が最も大きく、価格も2〜3万円台からあります。自前PCと貸与PCの両方をつなげるよう、入力2系統のモデルを選んでください。

中古品やセール品でも問題ありませんか?

問題ありません。仕事に使うものであれば中古でも経費にできます。ただしキーボード・マウスなど毎日長時間触るものは、保証のある新品のほうが結果的に安くつくことが多いです。

プライベートと兼用しているものも経費になりますか?

仕事で使う割合に応じて按分(仕事分とプライベート分に分けて計上)するのが基本です。仕事専用として使っているものは全額経費にできます。迷ったら税務署や税理士に確認してください。

この記事を書いた人

会社員からフリーランスに転身したアラフィフ。Webマーケティングとディレクションを軸に、ひとりで働いています。
「会社を出ても、なんとかなる」を、きれいごと抜きの実体験で発信中。使ってよかったツールも、つまずいた失敗も、そのまま書いています。

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